活動報告

中学生対象に「民主主義」について講演してきました

投稿日 2015年11月16日

昨日は「第7回社会化討論会」に、僭越ながらプロ解説者として参加してきました!

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↑会場は施設型中高一貫校の大阪市立咲くやこの花中学校。

この討論会は、大阪府内の中学校を中心に十数校が参加し、生徒たちがさまざまな社会問題について討論を行うというものです。
主催者の先生からお声がけいただき、このような光栄な機会をいただきました。

 

テーマは「理想の選挙制度」について。各校を代表して、島本町立第二中学・大教大付属池田中学・大阪市立咲くやこの花中学の3校のメンバーたちがプレゼンを発表しました。

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『投票にかかるコストが高いので、コンビニ投票やネット投票ができるようになれば、もっと投票率があがるのでは』

『世代間の人口比にあわせて1人に与えられる票数を変えてはどうか』

『選挙制度の前に、まず政治教育をおこなうべきではないか』

『多段階式中選挙区制を導入してはどうか』

などなど、中学生とは思えない鋭い意見が多数飛び出し、とても白熱した討論会でした。

 

中学生たちのプレゼンのあとは、いよいよわたくしの出番です。
100人以上の中学生たちの熱い視線を浴びながら、『学校では教えてくれない民主主義』というテーマで講演させていただきました。

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今回1つだけ決めていたのは、中学生たちを「子供」として扱うのではなく、ひとりの「大人」として扱うということです。
子供を子供として扱うよりも、大人が全力で真正面からぶつかったほうが、学びが深くなると確信しているからです。僕自身も子供扱いされるのが嫌でしたし。

なので、「みんなの代表者を選挙で選ぶんだよ」みたいな話ではなく、政治家として現場で感じている民主主義の課題やそれとの付き合い方について、一切手加減せずにお伝えしました。

ちょっと難しかったかな…?と思っていたのですが、質議応答の時間では鋭い質問にこちらがたじろぐ場面も・・・笑
イベント終了後にもわざわざ僕のところまで来て、「とても勉強になりました!」「◯◯についてはどう思われますか!?」など、たくさんの中学生たちが来襲し、感想・質問を投げかけてくれました!

やはり、純粋で吸収力が高い子供たちだからこそ、大人たちが遠慮せず「大人」として扱うべきですね。
先生たちもまさにその点をとても喜んでくださいました!

 

とにもかくにも、今回プレゼンを担当した3校のメンバーのみんなは本当におつかれさまでした!

日本の未来は明るいです!

 

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