本日開催された「第4回高槻市児童生徒議会」の傍聴に行ってきました!
この高槻市児童生徒議会というのは、市内の小中学校から代表者が集まり、いじめや学校安全、学力向上など学校生活で身近に感じた課題などを委員会(グループ)ごとに提案・発表をおこなうものです。最後には本当の議会さながらに挙手による採決まで行なわれます。
平成18年に全国的にいじめが大きな社会問題になったことを契機に児童生徒議会の前身が始まりました。
それぞれのグループであらかじめ議論をし、準備してきた提案内容はどれも子供たちの素直な想いが詰まっていて、子供たちの視点から非常に学ぶことも多かったです。自分もいつの間にか大人的の考えに縛られるようになったんだなぁ、とつくづく感じました。。
また、各グループの提案ごとに他グループからの質問時間があるのですが、積極的に手を挙げて質問をぶつけていく彼らの姿勢にはただただ感激。こんなに積極的に自分の意見を言える子供たちが育っていることに、本当にひとりの高槻市民として誇らしいです。
真剣な議論を行う彼ら・彼女らの姿に身が引き締まる思いで、あらためてこの3月議会に向けて子供たちに負けないようにしっかり準備していきたいと思います!
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本題とは関係ない話ですが、座席数の関係上、いつも議員が座っている議員席と臨時で出したパイプ椅子に座る子供たちがそれぞれいたのですが、パイプ椅子に座っている小学生の隣にいたとある中学生が、ふと自分の議員席に小学生を座らせてあげ、自分は替わりにパイプ椅子に座る姿を見かけました。
その中学生は直前にグループ発表をしたあとでまだまだ緊張していただろうに、そんな中でも自分より小さな子に気を遣ってあげられるその優しさに、今日のMVPをあげたいです。