今週あたまに9月議会が終わりました。
今回の議会では、私は一般質問の出番がなかったのですが、同じ会派の田村議員・真鍋議員のお二人にしっかりと政策提案をしていただきました。

9月議会の一般質問では、10月から開始されるマイナンバー制度や自転車安全利用条例、来年の参議院選挙から開始される18歳選挙権についてなどのキャッチーなテーマや、高槻が抱える根本的な課題である定住人口増加に向けての取り組みや営業戦略（ブランド戦略）についての質問がなされました。

個人的には、公明党の三井議員が質問された「公共施設のアセットマネジメント」については、高槻においても非常に重要なテーマなので関心があります。

高槻では、昭和40年代～の人口急増期に建てた公共施設の更新が20～30年後にピークを迎え、今後40年間で合計2,000億円必要になることが試算されています。

公共施設やインフラは、世代をこえて利用するものなので、特定の世代に負担をかけることがないように「財政負担の平準化」が必要です。

また、今後日本全国で人口減少が続いていく中で、「今後も必要な公共施設」「今後必要がなくなってくる公共施設」の見極めや判断が必要です。さらにいえば、その判断をするためには、未来に向けたまちづくりの方針や地域別の人口動態、数十年間の財政シミュレーションなど、公共施設のアセットマネジメントの計画を立てる前に、まず考えなければいけないことが山積みです。

今回の議会の答弁ではそのあたりはあまり見えてこなかったので、アセットマネジメントの推進については応援する一方、まずそもそも考えておくべき方針や計画については引き続き注視していきます！

今週で9月議会は終わりましたが、10月中旬には決算委員会が始まりますので、それに向けた資料の読み込みや勉強の日々です！
うちの会派を代表して田村議員に決算委員会のメンバーになっていただいているので、会派一丸となって決算内容のチェックを行ってまいります！